浅緋(読み)アサアケ

精選版 日本国語大辞典 「浅緋」の意味・読み・例文・類語

あさ‐あけ【浅緋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あさひ(浅緋)
  3. 五位の当色(とうじき)の袍(ほう)
    1. [初出の実例]「ふかみどり松にもあらぬあさあけの衣さへなどしづみそめけん」(出典:順集(983頃))

あさ‐ひ【浅緋】

  1. 〘 名詞 〙 浅く染めた緋色。また、その色の衣服平安時代、五位以上の人が正装上着とした袍(ほう)色目として用いられた。うすあけ。あさあけ。
    1. [初出の実例]「服制。〈略〉直冠上四階深緋。下四階浅緋」(出典:続日本紀‐大宝元年(701)三月甲午)

うす‐あけ【浅緋】

  1. 〘 名詞 〙あさひ(浅緋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む