日本歴史地名大系 「浅草茶屋町」の解説 浅草茶屋町あさくさちややまち 東京都:台東区旧浅草区地区浅草茶屋町[現在地名]台東区雷門(かみなりもん)二丁目浅草並木(あさくさなみき)町の北にある。東は浅草材木(あさくさざいもく)町、西は浅草東仲(あさくさひがしなか)町、北は浅草広小路に面し、浅草寺雷門前に位置する。かつては雷門の内側にあったといわれるが、寛永一九年(一六四二)二月一九日の火事で浅草寺本堂が罹災したため、正保四年(一六四七)の再建にあたって火除地に組入れられ、代りに浅草並木町に割込むかたちとなった。町人所持の地面が縮小されたことから雷門前で二間×四間の茶屋用地が地主へ与えられた。この時には茶屋二四軒という(御府内備考)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by