浅間古墳群(読み)せんげんこふんぐん

日本歴史地名大系 「浅間古墳群」の解説

浅間古墳群
せんげんこふんぐん

[現在地名]松阪市立野町 口南戸

立野たちの町集落の西側、天王てんのう山とも浅間さんとも地元でよぶ標高七〇メートル(比高五〇メートル)の丘陵突端部にある。三五×六五メートルの範囲内に墳丘が相接して造られ、現在、七基の円墳が確認できる。五号墳は主墳格で最頂部にあって、径一八メートル。五号墳より北東へ少し下がった位置にある四号墳は径一四・五メートル。ほかに六号墳が径一〇・五メートル、一―三号・七号墳が径七―九メートルと一段と小さい。

現在は所在が不明だが、「飯南郡松尾村大字立野字浅間」出土とされる遺物に銅鏡と須恵器がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android