浜弁慶草(読み)ハマベンケイソウ

デジタル大辞泉 「浜弁慶草」の意味・読み・例文・類語

はま‐べんけいそう〔‐ベンケイサウ〕【浜弁慶草】

ムラサキ科多年草。本州北部から北の海岸砂地自生。よく分枝して地に広がり、葉は楕円形厚い。夏、青紫色の釣鐘形の花を多数つける。葉を食べると牡蠣かきの味がすることから、野菜としても栽培され、オイスターリーフオイスタープラントとよばれる。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「浜弁慶草」の意味・読み・例文・類語

はま‐べんけいそう‥ベンケイサウ【浜弁慶草】

  1. 〘 名詞 〙 ムラサキ科の多年草。北海道、本州北部の海岸の砂地に生える。茎は長さ一メートルに達し、根ぎわから四方に広がりよく分枝する。葉は肉質の倒卵形で白緑色をし、無毛で時に表面にまばらに硬い斑点がある。夏、枝先のまばらな総状花序に青紫色で先が五裂した小さな鐘形花が咲く。えいばぶし。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「浜弁慶草」の解説

浜弁慶草 (ハマベンケイソウ)

学名Mertensia maritima subsp.asiatica
植物。ムラサキ科の二年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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