浜新田村(読み)はましんでんむら

日本歴史地名大系 「浜新田村」の解説

浜新田村
はましんでんむら

[現在地名]村上市浜新田・みどり町三丁目・瀬波温泉せなみおんせん二丁目

西は帯状に続く防砂林を隔てて日本海に続き、東は村上町、南は岩船いわふね町、北は瀬波町に接する。寛文三年(一六六三)の殿岡組御物成帳(板垣総兵衛氏蔵)に「松山新田村」とみえ、高八三石一斗余。翌四年の御物成帳(同氏蔵)には「浜新田村」とある。元禄一三年(一七〇〇)の殿岡組新入村々帳(同氏蔵)によれば、明暦三年(一六五七)岩船町百姓により松山村地内が開発されて成立した新田村で松山村枝郷とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む