日本歴史地名大系 「浜玉町」の解説 浜玉町はまたまちよう 佐賀県:東松浦郡浜玉町面積:五二・一三平方キロ東松浦郡の東部に位置する。西は鏡(かがみ)山とそれに連なる背振(せふり)山地の稜線で唐津市と境し、南は相知(おうち)町・厳木(きゆうらぎ)町と、東は七山(ななやま)村と、いずれも背振山地の山岳地で接する。北東は背振山地の北端にあたる浮(うき)岳の稜線で福岡県糸島(いとしま)郡と境する。北は虹の松原(にじのまつばら)海岸で唐津湾に面する。背振山地の山間にある鳥巣(とりす)地区は七山村・厳木町に囲まれ本町から離れた飛地となっている。背振山地北部の各山嶺に源を発し唐津湾に注ぐ玉島(たましま)川河口一帯の流域を占め、郡内でも豊かな地であり、昔から大陸への渡航地として栄え、弥生期以降の遺跡・史跡が多い。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報