デジタル大辞泉
                            「背振山地」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    背振山地
せふりさんち
        
              
                        筑紫山地の一部で、佐賀・福岡両県の県境をなす。背振山(一〇五五メートル)を主峰とし、東は天拝山(福岡県)より、西は唐津市の鏡山に至る範囲の連山をいう。山地の成立は新世代第三紀とされ全山塊ほどんど花崗岩からなる。頂上部に平坦面を残しているが、これは隆起準平原の遺物で、背振山地はかつて完全に浸食されて準平原化したものがその後隆起し、今日の高さに至ったもので、中生代の生成とされる。山体の内部は東西に天山山系・雷山山系の二列と中央部の高地からなっていて、地形は一般的に老年期を示し、ところどころ準平原のなごりがみられ、かつての残丘らしい峰々が数えられる。
 
                                                          
     
    
        
    出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
	
    
  
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