浜田葆光(読み)ハマダ シゲミツ

20世紀日本人名事典 「浜田葆光」の解説

浜田 葆光
ハマダ シゲミツ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治19(1886)年3月31日

没年
昭和22(1947)年1月18日

出生地
高知県高知市

別名
号=葆光(ホコウ)

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
二科展樗牛賞〔大正5年〕「志摩海岸

経歴
中村不折満谷国四郎洋画を学び、大正元年第1回ヒュウザン会に出品。院展洋画部にも出品したが、5年二科展に「志摩の海岸」を初出品して樗牛賞を受賞、7年同会会友となる。10〜12年フランスに滞在奈良に住み、奈良の風景や鹿を多く描いた。全関西洋画協会特別会員でもあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浜田葆光」の解説

浜田葆光 はまだ-しげみつ

1886-1947 大正-昭和時代の洋画家。
明治19年生まれ。太平洋画会研究所にまなび,中村不折,満谷国四郎に師事。大正5年二科展に初出品し,樗牛(ちょぎゅう)賞を受賞。10-12年フランス滞在。昭和7年二科会会員。のち奈良にすみ,近辺の風景とりわけ鹿をモチーフに制作した。昭和22年1月18日死去。62歳。高知県出身。作品に「志摩の海岸」「水辺の鹿」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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