浜田観(読み)ハマダ カン

20世紀日本人名事典 「浜田観」の解説

浜田 観
ハマダ カン

昭和期の日本画家 日展顧問。



生年
明治31(1898)年2月20日

没年
昭和60(1985)年10月6日

出生地
兵庫県姫路市手柄町

本名
浜田 仙太郎(ハマダ センタロウ)

学歴〔年〕
京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸大)〔昭和11年〕卒,京都市立絵画専門学校研究科〔昭和16年〕修了

主な受賞名〔年〕
白寿賞〔昭和24年〕「蓮池」,日本芸術院賞〔昭和40年〕「彩池」,京都府美術工芸功労者〔昭和49年〕,京都市文化功労者〔昭和50年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和50年〕,紺綬褒章〔昭和51年〕

経歴
竹内栖鳳師事。在学中の昭和8年帝展に「八仙花」で初入選。22年に日展特選、24年に「蓮池」で日展特選白寿賞を受賞。近代感覚で装飾性を追究し意欲的な花鳥画を創造した。日展評議員、理事を経て参事。59年12月から日本芸術院会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浜田観」の解説

浜田観 はまだ-かん

1898-1985 昭和時代の日本画家。
明治31年2月20日生まれ。竹内栖鳳(せいほう)に師事。昭和22年,24年の日展で「芥子」「蓮池」が特選となり,38年には「朝」が文部大臣賞。40年「彩池」で芸術院賞を受賞。59年芸術院会員。花鳥画をえがいた。昭和60年10月6日死去。87歳。兵庫県出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。本名は仙太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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