浦河神社(読み)うらかわじんじや

日本歴史地名大系 「浦河神社」の解説

浦河神社
うらかわじんじや

[現在地名]浦河郡浦河町大通

浦河町の市街地中心部、日高支庁舎に程近い大通おおどおりにある。旧郷社。祭神は保食神・大物主命ならびに市杵島姫命。現行社名は昭和六年(一九三一)五月に稲荷神社が改称したことに始まる。近世以来ウラカワ場所には、会所下の漁業神として場所請負人により弁天社・稲荷社が祀られていた(東蝦夷地場所大概書)。また併せて金刀比羅大権現が祀られていたという(浦河町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android