浮拍子(読み)うかれびょうし

精選版 日本国語大辞典 「浮拍子」の意味・読み・例文・類語

うかれ‐びょうし‥ビャウシ【浮拍子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 聞く人の心を浮き立たせるような、三味線などの弾き方。また、そのように軽快な調子様子。浮き拍子。浮かれ調子。
    1. [初出の実例]「機嫌上戸の気もかろくうかれ拍子に来りける」(出典:清元・道行浮塒鴎(お染久松)(1825))
    2. 「酔客のうかれ拍子(ヒャウシ)(ひく)三絃(さみせん)の音もさえて」(出典鳥追阿松海上新話(1878)〈久保田彦作〉)

うき‐びょうし‥ビャウシ【浮拍子】

  1. 〘 名詞 〙うかれびょうし(浮拍子)
    1. [初出の実例]「女郎共うたへうたへと。足元もしどろもどろの浮拍子(ウキヒャウシ)」(出典:浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む