浮羽町(読み)うきはまち

日本歴史地名大系 「浮羽町」の解説

浮羽町
うきはまち

面積:八九・二六平方キロ

浮羽郡の東部、筑紫平野の東端部と南に連なる耳納みのう山地東部を占める。西は吉井よしい町、北は筑後川を挟み朝倉あさくら杷木はき町、東は大分県日田市、南は耳納山地を挟み同県日田郡前津江まえつえ村・八女やめ星野ほしの村。町域の大半を山間部が占め、隈上くまのうえ川・巨瀬こせ川が流れ出す。山麓から平地にかけては水田地帯。国道二一〇号が東西に走り、主要地方道は南北に通る八女香春かわら線のほか、久留米―浮羽線、浮羽―草野くさの―久留米線がある。鉄道はJR久大きゆうだい本線が通り、うきは駅・筑後大石ちくごおおいし駅がある。なお隈上川(流路延長一四・一キロ、流域面積四五平方キロ)田籠たごもりの山中を源流とし、湯牟田ゆむた川・葛籠つづら川を合せて多目的ダムの合所ごうしよダムのすぐ下流右岸小塩こじお(延長七・四キロ)を合流、吉井町東端の桜井さくらいで筑後川に合流する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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