コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

浮遊天頂儀 ふゆうてんちょうぎ floating zenith telescope

2件 の用語解説(浮遊天頂儀の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浮遊天頂儀
ふゆうてんちょうぎ
floating zenith telescope

天頂付近で南中する恒星を精密観測する天頂儀の据付けの際,水準器で水平を出す不便を避けるため,支持部を水銀槽に浮べ,写真を用いて高精度の観測が行えるようにしたもの。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ふゆうてんちょうぎ【浮遊天頂儀 floating zenith‐telescope】

天文緯度観測専用の望遠鏡(図)。1900年イギリスのクックソンが発明した天頂儀の一種。水準器のかわりに,水銀槽の上に浮かしたフロートに望遠鏡を固定し,子午線を通過する南北1対の星を写真乾板に撮影し,2星間の距離を測定して天文緯度を求める。岩手県水沢市の緯度観測所のものは,口径17.8cm,焦点距離179cmで,1939年から観測を続けている世界唯一の望遠鏡である。【若生 康二郎】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の浮遊天頂儀の言及

【天頂儀】より

…測定はいわゆるタルコット法で,眼視的に行われるので個人差が大きい。望遠鏡を水銀槽に浮かべて写真法を使う浮遊天頂儀もある。【冨田 弘一郎】。…

※「浮遊天頂儀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

浮遊天頂儀の関連キーワード緯度観測所塔望遠鏡緯度変化観測所掃天観測光学望遠鏡水沢緯度観測所平三郎国際緯度観測事業天文緯度

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone