浴湯の儀・読書鳴弦の儀(読み)よくとうのぎとくしょめいげんのぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「浴湯の儀・読書鳴弦の儀」の意味・わかりやすい解説

浴湯の儀・読書鳴弦の儀
よくとうのぎとくしょめいげんのぎ

皇室儀式天皇または内廷皇族に子(新宮)が生まれた際、誕生7日目に行われる。平安時代から続く儀式で破魔の儀(はまのぎ)ともいう。悪魔を祓(はら)い、新宮の健康を祈るもの。女官に抱かれた新宮が入浴する「浴湯の儀」と同時に、浴殿の外では、読書役(1名)が日本書紀一節を読み上げて新宮の文運を、また鳴弦役(2名)が「おう」という掛け声とともに弓の弦を引き放ち武運を祈る「読書鳴弦の儀」が行われる。

『清水一郎、畠山和久監修『平成の皇室事典』(1995・毎日新聞社)』『主婦の友社編・刊『新版 平成皇室事典』(1999)』

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