デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海岸了義」の解説 海岸了義 かいがん-りょうぎ ?-? 鎌倉-南北朝時代の僧。臨済(りんざい)宗。京都大徳寺の宗峰妙超に師事してその法をつぐ。摂津妙観寺(兵庫県)を創建。建武(けんむ)年間(1334-38)京都にもどり,のち近江(おうみ)(滋賀県)興禅寺にはいる。妙超の命により使者として南朝の朝廷におもむく途中,北朝方に殺された。阿波(あわ)(徳島県)出身。俗姓は海部。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例