海嶺軸下マグマ溜まり(読み)かいれいじくかマグマだまり

最新 地学事典 「海嶺軸下マグマ溜まり」の解説

かいれいじくかマグマだまり
海嶺軸下マグマ溜まり

magma chamber beneath ocean ridges

海嶺軸で噴出する玄武岩質溶岩の供給源のマグマ溜まり。そのマグマ溜まりの様相は,拡大速度によって大きく異なり低速拡大海嶺下では定常的なマグマ溜まりは欠如するのに対し,高速拡大海嶺下では最大厚50mほどのメルトレンズが定常的に存在し,その下部には厚さ約3kmのクリスタルマッシュ層が広がっていると考えられる。高速拡大海嶺下ではペンローズモデルで示される一連の海洋地殻層序が形成されるのに対し,低速拡大海嶺下では間欠的にマグマ溜まりが形成され,その地殻構造も複雑になっている。参考文献:宮下純夫ほか(2008) 地学雑,Vol. 117: 168

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参照項目:ペンローズモデル

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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