海底活断層(読み)かいていかつだんそう(その他表記)submarine active fault

最新 地学事典 「海底活断層」の解説

かいていかつだんそう
海底活断層

offshore active fault

海底に分布する活断層,または陸上に分布する活断層海域での延長部分のこと。海底活断層が動く場合,地震動による被害のみならず,津波を発生させることがあるため防災上重要である。特に断層変異の垂直成分が大きいほど,規模の大きな津波を発生させるため,高角度断層の場合は注意が必要。日本海東縁海域では,テクトニックインバージョンによる高角度逆断層としての海底活断層が多く分布しており,1993年北海道南西沖地震や1983年日本海中部地震など,規模の大きな津波を伴う地震が発生している。

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参照項目:活断層

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海底活断層」の意味・わかりやすい解説

海底活断層
かいていかつだんそう
submarine active fault

最近の地質時代 (一般には第四紀の間) に繰り返し活動し,将来も活動が予想される海底の断層。これまで海底活断層を認識することは難しいとされてきたが,潜水艇の活躍により現場を目視できるようになり,マルチチャンネル音波探査による詳細な海底地質構造の解析により判定が可能になった。日本周辺の海底で活断層が密に分布している所は,東北日本の日本海沿岸海域,日本海溝斜面や,西南日本南海トラフ大陸斜面などである。この海域ではいずれも巨大地震が多く発生している。

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