海洋底拡大(読み)かいようていかくだい

最新 地学事典 「海洋底拡大」の解説

かいようていかくだい
海洋底拡大

seafloor spreading

プレート同士が互いに離れていく発散境界で,その空隙を埋めるようにアセノスフェアが上昇してきて,新たな海洋底が生産され,海洋底が拡大していくこと。プレートテクトニクス学問として成立する以前,A.Holmes(1944)はマントル対流によって海洋底が拡大することを唱えたが,1960年代の初めにH.H.Hess(1962),R.S.Dietz(1961)によって初めて具体的に提唱された。F.J.Vine et al.(1963)は,海洋底に残された地磁気異常縞模様が,地磁気の極性の反転を記録していることを見いだし,これによって海洋底拡大が実証された。地磁気異常縞模様は拡大速度を推定する方法を与え,プレート運動を決定するために用いられる。

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参照項目:世界の海洋底の深度と年代
参照項目:大陸の分裂・移動と海洋底の年代

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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