海綿氷(読み)カイメンヒョウ(その他表記)sludge

翻訳|sludge

海の事典 「海綿氷」の解説

海綿氷

海氷成長初期の一段階。晶氷の集まった氷泥、あるいは結氷温度に近い海面に降った雪からなる雪泥氷晶が氷着し合って作られる直径数cmの白っぽい海 綿状の塊を海綿氷と呼ぶ。スポンジ氷と呼ぶこともある。さらに冷却が続けば、海綿氷や氷殻がくっつき合い、厚さを増して板状軟氷が形成される。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む