雪泥(読み)セツデイ

精選版 日本国語大辞典 「雪泥」の意味・読み・例文・類語

せつ‐でい【雪泥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雪と泥。
  3. 雪解けのぬかるみ。また、そのどろ。ゆきどろ。
    1. [初出の実例]「此日は雪後にて、野面に雪泥斑として」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. [その他の文献]〔陸游‐雪夜詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雪泥」の読み・字形・画数・意味

【雪泥】せつでい

雪どけ。宋・軾〔子由(轍)の池(めんち)懐旧に和す〕詩 人生到る處、知んぬ何にか似たる 應(まさ)に飛鴻(ひこう)の泥を踏むに似たるべし 泥上、偶然に指爪を留むるも 鴻飛びなば、(なん)ぞ復た東西を計らん

字通「雪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む