雪泥(読み)セツデイ

デジタル大辞泉 「雪泥」の意味・読み・例文・類語

せつ‐でい【雪泥】

雪と泥。また、雪解けのぬかるみ。

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精選版 日本国語大辞典 「雪泥」の意味・読み・例文・類語

せつ‐でい【雪泥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雪と泥。
  3. 雪解けのぬかるみ。また、そのどろ。ゆきどろ。
    1. [初出の実例]「此日は雪後にて、野面に雪泥斑として」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. [その他の文献]〔陸游‐雪夜詩〕

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普及版 字通 「雪泥」の読み・字形・画数・意味

【雪泥】せつでい

雪どけ。宋・軾〔子由(轍)の池(めんち)懐旧に和す〕詩 人生到る處、知んぬ何にか似たる 應(まさ)に飛鴻(ひこう)の泥を踏むに似たるべし 泥上、偶然に指爪を留むるも 鴻飛びなば、(なん)ぞ復た東西を計らん

字通「雪」の項目を見る

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海の事典 「雪泥」の解説

雪泥

結氷温度近くまで冷却された海に雪が降ると、どろどろしたかゆ状の氷晶集合体を作る。これを雪泥という。雪泥は、晶氷の集まった氷泥とともに、さらに冷 却が進むと海綿氷板状軟氷へと成長していく。 (永田

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