消えた年金(読み)キエタネンキン

デジタル大辞泉 「消えた年金」の意味・読み・例文・類語

きえた‐ねんきん【消えた年金】

社会保険庁によって不適切に管理された年金記録うち、加入者が保険料納付したにもかかわらず、社会保険庁に納付の記録がない年金記録のこと。平成19年(2007)に発覚した年金記録問題で明らかになった。加入者の手元領収書等が残ってない場合、納付の事実有無や年金記録訂正の要否を公正に判断する第三者機関として各都道府県の行政評価事務所総務省出先機関)などに年金記録確認第三者委員会が設置された。→消された年金宙に浮いた年金

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む