涕洟(読み)テイイ

デジタル大辞泉 「涕洟」の意味・読み・例文・類語

てい‐い【××洟】

涙と鼻汁

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「涕洟」の意味・読み・例文・類語

てい‐い【涕洟】

〘名〙 涙と鼻しる。涕泗(ていし)
※栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)上「鼻を切らば則ち涕洟(ていい)垂りて、聖教を汚さん」 〔馬融‐長笛賦〕

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普及版 字通 「涕洟」の読み・字形・画数・意味

【涕洟】ていい

涙と鼻水。〔礼記、檀弓上〕將軍子の喪に、に喪を除きて後、越人(ゑつひと)來り弔ふ。人~に待ち、涕洟を垂る。子游之れをて曰く、其の動くや、(礼に)中(あた)れりと。

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