日本歴史地名大系 「淀町」の解説 淀町よどまち 愛知県:名古屋市中区淀町[現在地名]中区丸の内(まるのうち)一―二丁目伏見(ふしみ)町の南、伊倉(いくら)町の北にあり、杉(すぎ)の町筋と伝馬(てんま)町筋との間の二丁をいう。初め伏見町下の切(しものきり)とか、伏見町三丁目とかとなえた(蓬左旧記)。貞享三年(一六八六)三月、一説には同年一〇月、伏見と淀の縁をもって淀町に改めた(尾張名陽図会)。 淀町よどまち 青森県:西津軽郡鰺ヶ沢町鰺ヶ沢町淀町[現在地名]鰺ヶ沢町淀町鰺ヶ沢町西端の町並で、西の枡形から東は富根(ふね)町に接する。国日記安政六年(一八五九)三月二四日条によれば、富根町の木戸外に一〇軒余をたてたとあり、この時に淀町ができたという。明治初年の「新撰陸奥国誌」に「家数五十三軒。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報