媚態(読み)ビタイ

デジタル大辞泉 「媚態」の意味・読み・例文・類語

び‐たい【×媚態】

男にこびるなまめかしい女の態度。また、人にこびへつらい取り入ろうとする態度。
[類語]嬌態しな

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「媚態」の意味・読み・例文・類語

び‐たい【媚態】

  1. 〘 名詞 〙 女が男にこびて、なまめかしくふるまう態度。また、弱い立場の人が強い立場の人に対して、お世辞を言ったりして機嫌をとろうとする様子。こび。〔随筆山中人饒舌(1813)〕
    1. [初出の実例]「その見上げたる目には、人に否とはいはせぬ媚態あり」(出典:舞姫(1890)〈森鴎外〉)
    2. [その他の文献]〔羅虬‐比紅児詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「媚態」の読み・字形・画数・意味

【媚態】びたい

こびるさま。

字通「媚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android