20世紀日本人名事典 「深尾茂」の解説 深尾 茂フカオ シゲル 昭和期の実業家 永大産業創業者。 生年明治42(1909)年1月8日 没年昭和48(1973)年5月2日 出生地岐阜県 学歴〔年〕早稲田大学専門学部中退 経歴昭和21年大陸から引き揚げると、大阪でベニヤ製造の永大産業を設立、戦災で焼けた住宅の復旧による需要で急成長した。26年業界初の対米輸出に切りかえて成功。のちプリント合板を開発、また木質プレハブ住宅に進出して、1代でトップメーカーの一角を占めるに至った。41年長男の照夫を社長に据えて会長となる。死後、永大産業は石油ショックなどの影響を受けて経営が悪化、53年関連会社を含めた負債1800億円で倒産。50年の興人倒産と並ぶ過去最大の倒産となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深尾茂」の解説 深尾茂 ふかお-しげる 1909-1973 昭和時代後期の実業家。明治42年1月8日生まれ。昭和21年大阪でベニヤ板製造の永大産業を創業。プリント合板の開発やプレハブ住宅への進出などで同社を急成長させた。41年会長。昭和48年5月2日死去。64歳。岐阜県出身。早大中退。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by