深意(読み)シンイ

精選版 日本国語大辞典 「深意」の意味・読み・例文・類語

しん‐い【深意】

  1. 〘 名詞 〙 深い意味。容易に人に知れない理由
    1. [初出の実例]「猶歓結契弟兄義、得使多年深意通」(出典本朝麗藻(1010か)下・夏日於左監門宗次将父亭聴講令詩〈大江以言〉)
    2. 「字面のとほりを解し得たるのみにて、其中に含みある深意を得ざれば」(出典:夜航余話(1836)下)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐儒林伝・下・李育〕

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普及版 字通 「深意」の読み・字形・画数・意味

【深意】しんい

深い意味、考え。〔後漢書、儒林下、李育伝〕頗(すこ)ぶる古學を獵(せふれふ)す。嘗(かつ)て左氏傳を讀み、を樂しむと雖も、然れども謂(おも)へらく、人の深を得ずと。~是(ここ)に於て、左氏義四十一事を作る。

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