深閨(読み)シンケイ

デジタル大辞泉 「深閨」の意味・読み・例文・類語

しん‐けい【深×閨】

奥にある寝室婦人の寝室。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「深閨」の意味・読み・例文・類語

しん‐けい【深閨】

  1. 〘 名詞 〙 家の奥深くにあるねや。女性の寝室。深窓
    1. [初出の実例]「Xinqei(シンケイ)。フカキ ネヤ」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「又深閨(シンケイ)にしのぶといふとも、よしみあるかたを改ずをくべきや」(出典:評判記色道大鏡(1678)四)
    3. [その他の文献]〔張正見‐有所思楽府〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「深閨」の読み・字形・画数・意味

【深閨】しんけい

奥深い婦人の室。唐・白居易長恨歌〕詩 楊家に女り、初めて長す はれて深閨に在り、人未だらず

字通「深」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android