淵上謙三(読み)ふちがみ けんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「淵上謙三」の解説

淵上謙三 ふちがみ-けんぞう

1842-1866 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)13年生まれ。淵上郁太郎(いくたろう)の弟。筑後(ちくご)(福岡県)八女郡の農民出身。真木和泉(まき-いずみ),大橋訥庵(とつあん)らにまなぶ。文久2年脱藩した真木にしたがい伏見におもむく。寺田屋事件で送還され,のち禁門の変に参戦。兄郁太郎の幕府内通の嫌疑に憤慨し,慶応2年11月10日自刃(じじん)。25歳。名は祐利。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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