混元(読み)こんげん

精選版 日本国語大辞典 「混元」の意味・読み・例文・類語

こん‐げん【混元】

  1. 〘 名詞 〙 宇宙が混沌としているその根本になる気。
    1. [初出の実例]「夫れ混元(こんげん)既に凝りて、気象未だ效(あらは)れず」(出典古事記(712)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「混元」の読み・字形・画数・意味

【混元】こんげん

天地のはじめ。また、天地。魏・阮籍〔詠懐、八十二首、四十〕詩 混元、兩儀(陰陽)を生じ 四象、衡玉衡天文を正す器。天地)を(めぐ)らす 日(けうじつ)炎を布き、素、景暉を垂る

字通「混」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android