人工衛星を打ち上げる巨大ロケットから制御モーターまで,はん用性がある固体推進薬.酸化剤成分に過塩素酸塩や硝酸塩の粉末を用い,これに液状プレポリマー(官能基を鎖状分子の末端あるいは途中にもつポリブタジエン,ポリウレタン,ポリスルフィドなどの中間ポリマー)を混合し,重合触媒,燃焼触媒,架橋剤,展開剤を添加して練り合わせ,注形,硬化の諸過程を経てつくられる.この推進薬には特殊用途のものを除き,高周波不安定燃焼の防止と比推力の向上のため軽金属粉が大量に混入されている.実用になっている混合推進薬の組成の一例を表に示す.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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