清まはり(読み)キヨマワリ

デジタル大辞泉 「清まはり」の意味・読み・例文・類語

きよ‐まわり〔‐まはり〕【清まはり/浄まはり】

神事を行う前に、心身のけがれを清めること。潔斎斎戒
「その日より―して」〈発心集・八〉

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精選版 日本国語大辞典 「清まはり」の意味・読み・例文・類語

きよ‐まわり‥まはり【清まわり・浄まわり】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「きよまわる(清━)」の連用形名詞化 ) 清まわること。神事の儀式などのため、心身を清らかに保つこと。斎戒。潔斎。物忌み。きよまり。
    1. [初出の実例]「其潔(きよまはり)衣料布人別二丈七尺〈官人細布一端〉」(出典貞観儀式(872)一)
    2. 「斎宮は左衛門の司に入り給にければ、いとどいつくしき御きよまはりにことづけて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)

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