清水山村(読み)しみずやまむら

日本歴史地名大系 「清水山村」の解説

清水山村
しみずやまむら

[現在地名]清水町清水山

片山かたやま村の南、日野川西岸の小丘陵の東麓に位置し、東は対岸足羽あすわ三尾野みおの(現福井市)。嘉慶元年(一三八七)六月七日付の倶奉之日記写(八坂神社文書)に「御輿八方ニ御召被御遊、但シ鳳凰之口ニ加ル稲穂者清水山惣氏子より謹捧」とみえる。「当国御陳之次第」(金沢市立図書館蔵)には文明一二年(一四八〇)七月一七日に清水山合戦があったことがみえる。

慶長三年(一五九八)七月一八日付の越前国清水山村御検地帳(高松家文書)によると、分米一千八〇二石五斗六升、田畠一一五町一反一歩とある。貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となった。「越前地理指南」は枝村として新保しんぼを記し、「越前国名蹟考」には「清水山新保・清水山新田」とある。


清水山村
しみずやまむら

[現在地名]糸魚川市清水山

四ッ屋よつや村の東。正保国絵図に高四〇石余とある。延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳では高四九石余と清水山村改出高一石八斗余がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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