清水町受新田(読み)しみずちよううけしんでん

日本歴史地名大系 「清水町受新田」の解説

清水町受新田
しみずちよううけしんでん

[現在地名]清水市富士見町ふじみちよう港町みなとちよう一―二丁目・築地町つきじちよう出町でちよう

むこう島の南部・東部を占め、北は入江町受いりえちよううけ新田、西はともえ川を挟んで清水町。江戸時代は庵原いはら郡に属し(旧高旧領取調帳)領主変遷は清水町に同じ。当地は近世初期から荷物賄場・魚網干場・干鰯場などに利用されていた。元禄九年(一六九六)以後清水町と入江町は向島の利用をめぐって争うようになり、天保一一年(一八四〇)の内済一札(石野家文書)によると、向島約二〇町のうち、二町六反余が清水町上納場、三町余が材木置場・小船揚場・御城米置場で、合せて五町七反余が「清水町湊稼日用之場」とされ、残り一四町余は草永場等として両町で折半することとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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