デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水重好」の解説 清水重好 しみず-しげよし 1745-1795 江戸時代中期-後期,三卿(さんきょう)の清水家初代。延享2年2月15日生まれ。徳川家重(いえしげ)の次男。宝暦8年江戸城清水門内に屋敷をあたえられ,翌年本丸からうつり家をおこす。10万石。三卿は三家(さんけ)とともに,将軍家に跡継ぎのないとき養嗣子をおくる資格があった。寛政7年7月8日死去。51歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の清水重好の言及 【清水家】より …三卿の一つ。9代将軍徳川家重の次男重好を祖とし,1758年(宝暦8)江戸城清水御門内に屋敷を与えられたところから清水家と称した。高10万石。2代敦之助より5代斉彊(なりかつ)まで,いずれも11代将軍家斉の庶子によって相続された。三卿は将軍家の血統保持と三家制御の役目をもち,三家に次ぐ家格を保持した。【藤野 保】… ※「清水重好」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by