清粋(読み)セイスイ

デジタル大辞泉 「清粋」の意味・読み・例文・類語

せい‐すい【清粋】

[名・形動ナリ]清らかでまじりけのないこと。潔白で私欲のないこと。また、そのさま。
「此―な私を、熊鷹の、熊手の、掴みづらのと異名をつけ」〈浄・卯月の紅葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「清粋」の意味・読み・例文・類語

せい‐すい【清粋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 清らかでまじりけのないこと。私欲や邪念がないこと。心が清廉潔白なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「上は御せいすいじゃ。利を以て申上るに負るといふ事が有物か」(出典:虎寛本狂言・右近左近(室町末‐近世初))
    2. 「アア、お上はせいすいな。ヱヱ、有難ふ存じまする」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)口明)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「清粋」の読み・字形・画数・意味

【清粋】せいすい

純粋。

字通「清」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む