清遊(読み)セイユウ

デジタル大辞泉 「清遊」の意味・読み・例文・類語

せい‐ゆう〔‐イウ〕【清遊】

[名](スル)
世俗を離れて風流な遊びをすること。また、その遊び。「山野清遊する」
多く手紙文で、相手を敬ってその遊びや旅行をいう語。「当地へ御清遊の折にはお立ち寄り下さい」
[類語]遊び遊興遊蕩ゆうとう遊楽道楽放蕩豪遊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「清遊」の意味・読み・例文・類語

せい‐ゆう‥イウ【清遊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風流な遊びをすること。俗塵をはなれて自然を楽しむこと。
    1. [初出の実例]「未羨韓彭興漢室、豈謀利祿廃清遊」(出典:鈍鉄集(1331頃)志賀独釣)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐泛舟城南会者五人、分韻賦詩、得人皆苦炎字詩〕
  3. 多く手紙文に用いられ、相手を敬って、その遊び、旅行などをいう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android