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済州島四三事件 サイシュウトウヨンサンジケン

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デジタル大辞泉の解説

さいしゅうとう‐よんさんじけん〔サイシウタウ‐〕【済州島四・三事件】

1948年に済州島で起こった虐殺事件。米軍政下にあった南朝鮮(現在の韓国)が単独での制憲国会議員選挙の実施を決めたのに対して、南北統一による自主独立国家の樹立を求める島民が同年4月3日に蜂起。軍・警察・右派組織による鎮圧の過程で、数万人の島民が犠牲になった。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

済州島四・三事件

日本の敗戦後、朝鮮半島の南側を米軍が、北側を旧ソ連軍が、それぞれ影響下に置いた。事件は米軍政下の1948年4月3日に起きた。済州島で、共産主義の影響を受けた南朝鮮労働党の党員らが、南側だけで行われる単独総選挙に南北の分断が固定化されると反発、蜂起した。警察や軍隊が鎮圧にあたり、その巻き添えで54年までに島民の9人に1人の2万5千~3万人が殺されたとされる。事件は軍事政権下で長い間、タブーとされたが、98年の金大中政権時に真相解明が始まり、03年に盧武鉉(ノムヒョン)大統領が遺族らに謝罪した。

(2010-12-09 朝日新聞 朝刊 群馬全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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