日本歴史地名大系 「渋田見村」の解説 渋田見村しぶたみむら 長野県:北安曇郡池田町渋田見村[現在地名]池田町大字会染(あいそめ) 渋田見現池田町南部、東に中山(なかやま)山地を負い、大穴(おあな)山の裾の終わったところに村居が位置する。西に水田地帯が開けている。渋田見とは「しぶたけみ」から転じた地名といわれ、「けみ」は低湿地を表すといわれる。渋田見の名は、永禄九年(一五六六)の諏訪社下社造宮改帳(諏訪大社上社文書)に「仁科之内渋田見・滝沢両郷より出候造宮銭論之事」とあるのを初見とする。天正六年(一五七八)二月の下諏訪春秋両宮御造宮帳にも「秋宮瑞籬弐間外籬九間、春宮外籬五間、右造宮仁科之内」として仁科(にしな)のうちの五ヵ郷をあげている中に、「渋田見」とみえている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by