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仁科氏 にしなうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仁科氏
にしなうじ

信濃国安曇郡仁科庄より起る。『仁科岩城系図』によると,桓武平氏で,高望王の孫貞盛の子兼忠 (『尊卑分脈』では,兼忠は貞盛の甥にあたる) の子孫である。7代後の盛遠は,後鳥羽院北面の武士となり,承久の乱で討死にした。南北朝時代に南朝方として活躍している仁科姓武士が『太平記』に散見する。天文 12 (1543) 年盛政は武田氏にくだり,永禄4 (61) 年,川中島で討死にした。

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世界大百科事典 第2版の解説

にしなうじ【仁科氏】

平安末期から戦国時代にかけて,信濃国安曇郡仁科御厨(現,大町市)を中心とした地域を根拠とした武士の一族。出自は平氏とするのが一般的であるが,ほかにもいくつかの説がある。信濃土着の時期については不明であるが,治承寿永内乱に際して,太郎盛弘,次郎盛家らが木曾義仲の軍に従っており,この時期には信濃に土着していたことが知れる。盛家の子盛遠は後鳥羽院に仕え,1221年(承久3)承久の乱に京方として参戦し戦死した。

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