20世紀日本人名事典 「渓内謙」の解説 渓内 謙タニウチ ユズル 昭和・平成期の政治史学者 東京大学名誉教授。 生年大正12(1923)年9月2日 没年平成16(2004)年2月13日 出生地旧朝鮮・京城 学歴〔年〕東京帝国大学法学部政治学科〔昭和22年〕卒 主な受賞名〔年〕毎日出版文化賞(第32回)〔昭和53年〕「現代社会主義の省察」 経歴スターリン政治体制の構造化の問題を解明する目的で1930年代ソ連政治史を農業集団化に焦点をあてて研究し、わが国のソ連研究の基礎を築いた。東京大学法学部教授、千葉大学法経学部教授を歴任。著書に「スターリン政治体制の成立」(全4巻)、「現代社会主義の省察」「現代社会主義を考える」「ソヴィエト政治史」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渓内謙」の解説 渓内謙 たにうち-ゆずる 1923-2004 昭和後期-平成時代の政治史学者。大正12年9月2日朝鮮京城生まれ。東大教授,千葉大教授を歴任。専攻はソ連現代史。1930年代のソ連政治史を農業の集団化の面から研究,スターリン批判をおこなった。昭和53年「現代社会主義の省察」で毎日出版文化賞。平成16年2月13日死去。80歳。東京帝大卒。著作はほかに「スターリン政治体制の成立」「現代史を学ぶ」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by