減耗資産(読み)げんもうしさん(その他表記)wasting assets

日本大百科全書(ニッポニカ) 「減耗資産」の意味・わかりやすい解説

減耗資産
げんもうしさん
wasting assets

採掘伐採などにより徐々に減耗枯渇する天然資源。具体例としては、石炭などの鉱山業、石油業における埋蔵資源や林業における立木などがある。減耗資産の採掘による費消を費用化していくことを減耗償却といい、減価償却における生産高比例法と同じ計算方法で毎期の償却額の計算が行われる。

 たとえば有形固定資産の車両等の償却額を計算する場合は、自動車の全走行予定距離に対する当期の走行距離の割合分を、その取得原価から減価償却費として費用計上(原価配分)していくというように、物量減価の測定尺度とする。減耗資産についても同じ計算方法が用いられ、そのトータルの使用量や生産量の把握と毎期のその物量的消費量の計測をもとにして、各期の採掘量に伴う価値減少量を償却費として損益計算に計上していくことから、尺度に共通性があるといえる。

[近田典行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む