減耗(読み)ゲンコウ

デジタル大辞泉 「減耗」の意味・読み・例文・類語

げん‐こう〔‐カウ〕【減耗】

[名](スル)慣用読みで「げんもう」とも》減ること。また、減らすこと。
[類語]減る減ずる減少目減り減らす約める低減半減累減逓減漸減急減激減減損縮減軽減削減減量減殺減衰消耗摩耗摩滅減摩損耗摩損磨り減る磨り減らす

げん‐もう【減耗】

[名](スル)げんこう(減耗)」の慣用読み。

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精選版 日本国語大辞典 「減耗」の意味・読み・例文・類語

げん‐こう‥カウ【減耗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「げんもう」と慣用読みされることが多い ) 減ること。また、減らすこと。減少。
    1. [初出の実例]「外国百姓、遠来廻墓、相聚叫哭、日夕不絶。五十日後、漸有減粍」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. 「減耗 ゲンカウ」(出典:文明本節用集(室町中))
    3. [その他の文献]〔魏志‐張繍伝〕

げん‐もう【減耗】

  1. 〘 名詞 〙 「げんこう(減耗)」の慣用読み。
    1. [初出の実例]「数度の攻撃にて兵員は減耗(ゲンマウ)し、残ってゐるものは掛換へのない大切な兵であるから」(出典:銃後(1913)〈桜井忠温〉一〇)

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普及版 字通 「減耗」の読み・字形・画数・意味

【減耗】げんこう(かう)

減少する。〔三国志、魏、張伝〕官渡の役に、(しう)、力戰して功り。~袁を南皮に破りてより、復(ま)た邑(およ)そ二千す。是の時天下口減し、十に裁(わづ)かに一在り。將の封、未だ千に滿つるらず。而して特(ひと)り多し。

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