渡口ノテラ(読み)とうぐちのてら

日本歴史地名大系 「渡口ノテラ」の解説

渡口ノテラ
とうぐちのてら

[現在地名]中城村渡口

俗に和仁屋間わにやまノ寺と称され、「琉球国由来記」に記される渡口とうぐち村の神社。神名らしきものとして押明キヨウ、笑キヨウ、イベヅカサ、寄キヨウガナシの四つが記される。由来に関しては、昔渡口村の高時という人物が霊石を権現として崇め、宮を建てたのが始まりだという言伝えがあるが、「由来不相知」とされ、高時三代の孫、伊舎堂いしやどー(現中城村)五良勝連の養子であるとうまい(現同上)竈与儀が祭祀をつかさどるとある。神名が四つあるのは、その当時は四つの霊石があったものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む