渡台詞(読み)わたりぜりふ

精選版 日本国語大辞典 「渡台詞」の意味・読み・例文・類語

わたり‐ぜりふ【渡台詞】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、まとまった一続きのせりふ数人で分けて順次にいうこと。また、そのせりふ。最後一句全員同音にいう。たとえば「弁天小僧」の稲瀬川勢揃いの場の五人男のせりふの類。
    1. [初出の実例]「相借屋が寄って居るのに、こな様ばかり来ずにゐて付き合ひが済むのかい。ただしはおいらを潰すのかと、わたりせりふに求女は恟(びっく)り」(出典浄瑠璃妹背山婦女庭訓(1771)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

百科事典マイペディア 「渡台詞」の意味・わかりやすい解説

渡台詞【わたりぜりふ】

歌舞伎の台詞一種。一貫した台詞を2人以上の登場人物が次から次へリレー式に分けていうこと。最後に全員同音でいってしめくくる。
→関連項目割台詞

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む