渡辺保(読み)わたなべ たもつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺保」の解説

渡辺保 わたなべ-たもつ

1936- 昭和後期-平成時代の演劇評論家。
昭和11年1月10日生まれ。昭和33年東宝に入社し,演劇部企画室につとめ,室長となる。かたわら評論活動をおこない,50年「女形運命」で芸術選奨新人賞,57年「忠臣蔵」で平林たい子文学賞,62年「娘道成寺」で読売文学賞。同年淑徳短大教授。平成7年「四代目市川団十郎」で芸術選奨,10年「黙阿弥明治維新」で2度目の読売文学賞。東京出身。慶大卒。本名は邦夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android