渡辺規綱(読み)わたなべ のりつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺規綱」の解説

渡辺規綱 わたなべ-のりつな

1792-1871 江戸後期-明治時代の武士,茶人。
寛政4年生まれ。三河奥殿(おくどの)藩主松平乗友の次男尾張(おわり)名古屋藩重臣渡辺綱光(つなみつ)の養子。文化14年家老となるが,翌年辞任し文政2年28歳で隠居剃髪(ていはつ)して兵庫入道と称し,茶道,作陶(宗玄焼)をたのしむ。本草学にも通じ,「本草図譜」などをあらわした。明治4年1月18日死去。80歳。初名は綱久。通称は半蔵。号は又日庵(ゆうじつあん),宗玄など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む