温潤(読み)おんじゅん

精選版 日本国語大辞典 「温潤」の意味・読み・例文・類語

おん‐じゅんヲン‥【温潤】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 おだやかでうるおいのあるさま。あたたかでつややかなさま。
    1. [初出の実例]「専非温潤之地。即是恒例之兼官也」(出典本朝文粋(1060頃)六・申民部大輔状〈橘直幹〉)
    2. [その他の文献]〔白虎通‐礼楽〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「温潤」の読み・字形・画数・意味

【温潤】おん(をん)じゆん

やさしく潤いがある。漢・王褒洞簫の賦〕其の妙聲は則ち淨厭(えんえい)、~優柔潤なるは、君子に似たり。

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