翻訳|photometer
人間の目の標準比視感度(波長と相対感度の関係)に相当する分光感度特性をもつ放射計の総称。光源の明るさを測定するもの(光度計、輝度計)と、対象面に入射する光の強さを測定するもの(光束計、照度計)とに大別される。いずれも単位時間当りの入射光のエネルギーを光電変換などによって測定する装置であり、光検出器の分光特性とフィルターの分光特性とを組み合わせて、標準比視感度に相当する分光感度特性を実現している。標準比視感度は国際照明委員会(CIE)によって統一的に定められており、国際単位系(SI)における測光量の単位、カンデラ(cd、光度)、ルーメン(lm、光束)、ルクス(lx、照度)はこの標準比視感度を放射エネルギーに乗じたものとして定義されている。なお、波長領域ごとの放射エネルギーを測るには分光光度計などを用いる。
[三井清人]
…そのため比視感度関数が標準化されないまま今日に至っており,したがって測光もできないでいる。標準比視感度
[測光器]
測光を行う装置を測光器という。もしそれが光度を測るものなら光度計,照度なら照度計,輝度なら輝度計である。…
※「測光器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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