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光束 こうそくluminous flux

翻訳|luminous flux

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

光束
こうそく
luminous flux

光の明るさを表わす量で,単位時間あたりに伝搬される可視光線の量で定義される。その単位ルーメン (lm) は光度 1cd (カンデラ ) の点光源から 1sr (ステラジアン ) の立体角内に放射される光束で,1lm=1cd・sr である。明るさは視覚による感覚的な量で個人差がある。したがって,平均的な標準観測者の視覚による標準比視感度を規定し,これを用いて物理的に測定可能な放射束から光束を算出する。

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デジタル大辞泉の解説

こう‐そく〔クワウ‐〕【光束】

単位面積を単位時間内に通過する光のエネルギーを、標準的観測者の目に感ずる明るさによって測った量。単位はルーメン
光線束

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百科事典マイペディアの解説

光束【こうそく】

ある面を単位時間に通過する放射エネルギーを光感覚によって測ったもの。標準観測者の目に生ずる視覚を基準とする。単位はルーメン。以前は光線束(光線)のことも光束といった。
→関連項目光度照度

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世界大百科事典 第2版の解説

こうそく【光束 luminous flux】

単位時間に伝搬される放射エネルギー(単位,W)を視感度で測ったもの。目の感度は光の波長によって大きく変わるので,感度を,一定の明るさの感覚を生ずる単色光のエネルギーの逆数で表し,これを視感度luminosity factorと呼ぶが,光束の測定では,1926年に国際照明委員会で決定された標準観測者のもつ視感度を用いる。視感度の存在する波長範囲はほぼ400~700nmで,感度の最大は波長555nmのところ(明所視)にある。

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大辞林 第三版の解説

こうそく【光束】

単位時間にある面を通過する光のエネルギーを、標準観測者の目に生ずる視感度によってはかった量。単位はルーメン(記号は lm)。
光線束こうせんそく

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世界大百科事典内の光束の言及

【照明】より

…つまり,人間の目に感じられる放射は勘定に入れるが,人間の目に感じられない放射(赤外線や紫外線)は切り捨てる。このように定義されているのが光束である。すなわち,光束F(単位はルーメンlm)は,この式において,λは放射の波長(nm),V(λ)は比視感度,P(λ)は放射をλについて展開したスペクトル(単位はW/nm,つまり1nm当りの放射束(W))。…

※「光束」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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