測地学的変動(読み)そくちがくてきへんどう

最新 地学事典 「測地学的変動」の解説

そくちがくてきへんどう
測地学的変動

crustal movement detected by geodetic means

精密測量の繰返しによって判明する地殻変動。水準点の再測により高さが測量の誤差以上に変化している場合,これを土地の上下変動とみなすのは代表的な測地学的変動である。ほかに,三角測量,三角点間の距離の光波測量,基線距離の物差しによる測量などの繰返しにより判明する水平変動も含まれる。1948年の福井地震のときに,地表に地震断層は現れなかったが,三角測量の結果,福井平野の下に水平ずれ断層が伏在していることがわかったのは,測地学的変動の有用性を示す。VLBIやGPSといった手法の進歩によって,比較的短い期間の微小な変動も測量が可能となってきている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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